中古本の買取りに必要な身分証明書の種類と必要な理由について

中古本を買取りに出す際には店舗でも、宅配買取りでも身分証明書が必要になります。
店舗での買取りの場合はその場で、宅配買取りの場合は業者に発送する段ボールにコピーした身分証明書を同封する形で身分証明書を提示しなければいけません。

買取サービスによってはパソコンでスキャンしてWEBでアップロードできるところもあります。
中古本の買取りで有効な主な身分証明書は以下の通りです。

大体上記のいずれかの身分証明書があれば買取りの手続きに特に問題はないでしょう。
またどの買取りサービスを利用しても中古本を買取りに出すことができると思います。

で、身分証明書として使える？と疑問が多いのが学生証です。
まず18歳以上だとしても高校生の場合、高校の学生証ではNGな場合が多いです。

大学生の場合は学生証を身分証明書として利用できるケースが多いです。
ブックオフなんかも大学の学生証が身分証明書となりますよね。
ただ、全ての古本買取サービスが学生証OKとは限りません。
マイナンバーカードも最近は顔写真入りのものが発行できますが、中古本買取りの身分証明書としては利用できない場合もあります。

なので定番の身分証明書を持っていない場合は申し込むサービスでどんな身分証明書が有効になるのか？を確認してから申し込みましょう。

身分証明書がなければ買取りできないので宅配買取りの場合は返送料などを請求されてしまう可能性も有り得るので注意が必要です。

なぜ中古本の買取りで身分証明書が必要なのか？

なぜ中古本を売る時にわざわざ身分証明書が必要になるのか？と疑問に思う方もいるかもしれませんが、これは「古物営業法」という法律で決まっていることなので仕方がありません。
簡単に言えば、盗まれた商品の売買を防止するためや、仮に売買が行われた際に盗まれた物を早く発見する目的のためになります。

宅配買取りの際に個人情報の流出を恐れてなるべく身分証明書を提出せずに本を売りたいと思っている人もいるかもしれませんが、上記のように古物営業法によって決まっているので本を売る場合には身分証明書の提出が必須です。
また、提出した身分証明書は店舗で個人情報保護法に基づいて管理されます。

なのですぐにシュレッダーで処分されるようなことはないでしょう。
もし身分証明書をコピーのまま保管されるのに抵抗がある場合は店頭買取りであれば申込書に記入して身分証明書は目での確認でOKなところもあるかもしれません。

まあ今の時代個人情報保護なんていっても流出しまくっているのが現状なのでそこまで神経質になる人もあまりいないと思いますが。